ご家族の相談
ご家族が支えきれないと感じるとき
ご本人が訪問看護や受診の話に前向きではない一方で、ご家族の見守りの負担が大きくなることがあります。ご家族から状況を整理して相談することと、実際に訪問を始めることは別の段階です。ご本人の意向とプライバシーを大切にしながら、次に確認することを考えます。
まず、説得することと相談することを分けて考える
『利用してほしい』と思うほど、ご本人との会話が難しくなることがあります。ご家族から相談を始める目的は、ご本人に代わって利用を決めることではありません。今の困りごとと相談先を整理し、ご本人にとって負担の少ない次の一歩を考えるための準備です。
生活の変化を、短く事実として整理する
診断名や細かな経過を完璧にまとめる必要はありません。心配な場面を短く整理すると、主治医や相談先に伝えやすくなります。
- いつ頃から、睡眠・食事・外出・通院などに変化が見られるか
- ご本人が嫌がること・負担に感じていること
- 現在の受診先や、すでに相談している支援者の有無
- ご家族が生活や仕事の中で特に困っていること
本人に話すときは、すぐに結論を求めない
一度の会話で受診や訪問看護を決めようとせず、ご本人が今困っていること、できていること、嫌がることを分けて受け止めます。伝え方に迷うときは、その会話を無理に進める前に、主治医や相談先へ現状を相談する選択肢もあります。
通常時の相談先を、役割で分ける
治療や薬についての医学的な判断は主治医・医療機関へ、福祉サービスや生活全体の調整は市町村の相談窓口や相談支援へ確認します。精神科訪問看護では、主治医との連携のもと、生活リズム、服薬、受診で伝えたいこと、日々の変化などを整理します。利用の可否や開始時期は、受診状況、主治医との連携、地域、訪問体制等を個別に確認します。
大阪の公的な相談先・家族会も選択肢です
大阪市内では、こころの健康センターや各区保健福祉センターが、本人・家族からのこころの健康や生活に関する相談先になります。大阪府内では、お住まいの市町村・保健所等の最新案内を確認してください。また、大阪府精神障害者家族会連合会は、家族同士が支え合う場として、家族の相談に応じています。窓口の対象・受付方法は変わる場合があるため、関連リンクの公式案内で確認してから連絡してください。
緊急性が高いときは、通常の相談を待ちません
生命・身体の安全に関わる緊急性がある場合や、すぐに医療的な判断が必要な場合は、訪問看護の相談を待たず、主治医、医療機関、119番など状況に応じた適切な緊急窓口へ相談してください。利用開始後の緊急時の連絡方法や対応範囲は、契約内容、主治医の指示、状況により異なります。
家族から、相談の進め方を確認できます
LINE、問い合わせフォームまたは電話で、ご本人との関係、生活の中で心配なこと、現在の受診先、お住まいの地域を分かる範囲でお聞かせください。詳細な病歴や住所を最初から入力する必要はありません。大阪府内全域からご相談を承りますが、実際の訪問可否や開始時期は個別に確認してご案内します。
FAQ
よくあるご質問
Q01本人が精神科訪問看護を嫌がっているときも、家族から相談できますか?
はい。ご家族が心配していること、生活の変化、現在の受診先の有無を分かる範囲でお聞かせください。ただし、ご家族からの相談と実際の訪問開始は別の段階です。ご本人の意向、主治医との連携、指示書、地域、訪問体制等を確認して進めます。
Q02本人にどのように伝えればよいですか?
一度の会話で結論を求めず、ご本人が困っていることや嫌がることを整理するところから始めます。伝え方に迷う場合は、無理に進める前に、主治医や相談先へ現状を相談することもできます。
Q03受診していない、または通院が難しい場合はどうすればよいですか?
受診先がある場合は、通院が難しいこと自体を主治医・医療機関へ相談できます。受診先がなく、こころの不調や生活の困りごとで迷う場合は、お住まいの自治体の保健福祉に関する相談窓口も選択肢です。訪問看護の利用可否は個別に確認します。
Q04緊急性が高いときはどこに相談すればよいですか?
生命・身体の安全に関わる緊急性がある場合や、すぐに医療的な判断が必要な場合は、通常の問い合わせを待たず、主治医、医療機関、119番など状況に応じた適切な緊急窓口へ相談してください。
